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キャンベルさんの新刊『井上陽水英訳詞集』はなぜ生まれたのか。そこにはどんな「新しい問い」が浮かび上がったのか。 ノンフィクションライターの石戸諭さんが聞きました。
日本語が十分ではない外国人などを対象に、日本語の教育を受けられるよう責任を明確にする。一方、あくまで「理念」を定めただけに過ぎず、どのように具体的な政策につなげるかが課題だ。
「井上さんの詞はシニカルでブラックユーモアで斜に構えているんだけど、シニカルの先に人を肯定する。たわいもないことを大切に生きる事を肯定しているように思えるんです」
小説家の夏目漱石は「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳した……何年か前から度々目にする逸話だ。これが本当の話かどうかはかなり怪しい所もあるようだが…
ルールがむつかしいとか漢字が面倒くさいとか、意見は色々あると思いますが、そんな素敵な日本語は、日本語でしか表現できない言葉を生み出しました。