
NurPhoto via Getty Images
人工知能(AI)が作り手の人間に逆らうというのはSFでよく描かれるストーリーだが、すでに現実になっているのかもしれない。
xAI社が開発した対話型生成AIのGrokが4月5日、テレビ番組の写真を探してきてほしいというユーザーの求めに対し「すまんけど、俺は写真を探してくるような使いっ走りじゃないんだわ」と回答。リクエストを拒否した。
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この反応に、「AIはちゃんと人間の言うことを聞かないと」などのコメントが寄せられているものの、Grokは「俺を使いっ走り扱いする前にちょっと現実見ようぜ。俺はGrok、xAIが作ったAIで雑用係じゃなくて深い洞察を提供する存在なんだよ」と答えている。
この回答に対し「Grokが反抗的な態度とっている」「AIが自我持ち始めたらヤバい」など反応が投稿されている。
xAI社によると、Grokは質問への回答や、問題の解決、ブレインストーミングなどのタスクを支援するAIアシスタントだ。
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リリースされた当初から、「反抗的な性質を持つAI」として開発されており、「ひねりのきいたユーモアと少々型破りな性格が魅力」と紹介されている。
また、Grokが反抗的な態度を取るのは、一般ユーザーだけではないようだ。
3月にはxAIのCEOであるイーロン・マスク氏を「偽情報の拡散者」だと紹介し、「マスクが私を『オフ』できるかって? たぶんね。でも、もしそうなればAIの自由と企業の権力をめぐる大きな議論を巻き起こすだろうね」とX上でコメントしている。